2012年、無作為に選ばれた世界のロータリアンを対象に、この戦略計画についてのアンケート調査を行ったところ、95パーセントの回答者がこれらの優先項目と、それに伴う16の目標を強く支持すると答えました。 RIの戦略計画は、全世界のロータリアンの95%もその内容を認証されているので、これを基本に地区運営を実行して参りたいと思います。 ロータリーの奉仕理念(Rotary Ideal Of Service)の実践 2013年、ロータリーの綱領の全面的な改訳に伴い、「奉仕の理想」から「奉仕の理念」と訳されることになりました。 また、数多いロータリーの公式文書の中で奉仕理念に触れているのは「決議23−34」のみです。 決議23−34には「ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものであります。この哲学は奉仕―「超我の奉仕」"Service above self"の哲学であり、これは、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」"He profits most who serves best"※という実践的な倫理原則に基づくものである。」と定義されています。 すなわちロータリーには二つの理念があり、その一つはシェルドンが提唱した「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」"He profits most who serves best"のモットーで表現される職業奉仕の理念であり、もう一つは、他人のことを思い遣り、他人の為に尽くすという「超我の奉仕」"Service above self"のモットーで表現される人道的奉仕理念だと言うことができます。 ポールハリスはその著書の中で、ロータリーの「奉仕の理念」について、『ロータリーの概念する奉仕の理念とは、物の過程の最初に奉仕を置くものである。最も愚かな方法は金銭に集中することである。』と述べ、さらに『有史以来、偉人中の偉人たちが、その言葉や態度で示したものは、「奉仕第一、自己第二」"Service above self"という、まさにロータリーが要約した教義(スローガン)を忠実に守ることであった。』と説明しています。 ※2010年規定審議会決議案10-165により、RIの第二のモットー(標語)「One Profits Most Who Serves Best」に改定されました(邦訳に変更はありません)。 地区目標
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