











1905 年誕生したロータリーは幾多の変化を生みながら、大きく成長し地域社会へも多大な貢献をしてきました。しかし、そのロータリーが21世紀を迎えようとした頃から会員数の減少が顕著になってきました。特に先進国であるアメリカ、カナダでの会員数の減少が顕著に現れました。日本も例外ではなく会員数の減少が続いております。また、当地区も例外ではなく1990年後半をピークに会員数の減少が続いています。
さらに、その変化に時を合わせるように、会員資格、職業分類制度、例会の意義といった初期のロータリーの基本までもが大きく変化してきました。
「ロータリーは変化しすぎる」とか「ロータリーが変わってしまった」というメンバーもいるようですが、
ロータリーの主体はRI でも地区でもありません。クラブなのです。
これを機に、各々のクラブ自クラブの現状を見つめ直すべきだと私は思います。
先達たちが築き上げてきた偉大な「ロータリーの基本理念」を改めて見つめ直し、主役である各々のクラブが、独自に個性を打ち出し「強いクラブ」を創造していく事が必要です。
地区は、その為の支援を厭いません。
その為には一旦原点に戻りそこから新たな第一歩を踏み出していくべきだと私は思います。先ずは、地区内クラブが「活性化」のための行動を起こし「強いクラブ」になって頂くことが急務です。
21世紀に入り「ロータリーは奉仕団体である」とか「ロータリーはボランティア団体だ」と言われるようになってきました。それは間違いではありませんが、本当にそうでしょうか?ある意味そうかもしれませんが、本来は「ロータリーは奉仕(Service)する人達が集まった団体」だと私は思います。
そして、奉仕(Service)は、決して自己犠牲を強要するものではありません。人のために尽くすことは、巡り巡って結局は「自分の為になる」のです。

2009年度〜前年度までの
・「会長・幹事あいさつ」
・「年間計画表」
・「委員会構成表」
をご覧いただけます。